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映画『プリティ・イン・ピンク/恋人たちの街角』驚きのトリビア&感想・キャスト紹介<80年代青春映画はキュンキュンがいっぱい!>

※本ページはプロモーションが含まれています

映画レビュー


  1. 『プリティ・イン・ピンク/恋人たちの街角』ってどんな映画?
  2. 『プリティ・イン・ピンク/恋人たちの街角』あらすじ
  3. 『プリティ・イン・ピンク/恋人たちの街角』キャスト&登場人物の特徴
    1. アンディ(演:モリー・リングウォルド)
    2. ブレーン(演:アンドリュー・マッカーシー)
    3. ダッキー(演:ジョン・クライヤー)
    4. ステッフ(演:ジェームズ・スぺイダー)
    5. イオナ(演:アニー・ポッツ)
    6. ジャック(演:ハリー・ディーン・スタントン)
  4. 『プリティ・イン・ピンク/恋人たちの街角』見どころ・感想
    1. 登場人物たちの80’sファッションが素敵!…まるでMTV!
    2. ブラッド・パックのお姫様、モリー・リングウォルドの魅力全開! 80年代を賑わせた<ブラッド・パック>とは…?
    3. 爽やかイケメン、アンドリュー・マッカーシーがいれば80’sな青春だよね!
    4. 今ではアナログ…。だけどカッコいいのが「レコード店」の佇まい
    5. キュンキュンしすぎる恋模様!アナログな恋愛はドキドキ2倍増し!
  5. 『プリティ・イン・ピンク/恋人たちの街角』トリビア10
    1. 『プリティ・イン・ピンク/恋人たちの街角』の原案依頼をしたのはモリー・リングウォルド!…サイケデリック・ファーズの「Pretty in Pink」が大好きだった。
    2. アンドリュー・マッカーシー出演を推したのはモリー・リングウォルド
    3. ジェームズ・スぺイダーはブレーン役を断り、悪役を選んだ。
    4. 『プリティ・イン・ピンク/恋人たちの街角』はハワード・ドゥイッチの監督デビュー作だった
    5. 実はキャスティング候補だった大物俳優&女優たち!豪華すぎてビックリ!
    6. ジョン・ヒューズ、実は…結末に不満がある。
    7. 脇役人生だった若き女優、アレクサ・ケニンの遺作。
    8. 当時モリー・リングウォルドの彼氏だった!? あのミュージシャンも少しだけ出演してる!
    9. 衣装デザイナーはマリリン・ヴァンス
    10. あのセリフはジョン・クライヤーのアドリブだった!
  6. 最後に・・・。

『プリティ・イン・ピンク/恋人たちの街角』ってどんな映画?

『プリティ・イン・ピンク/恋人たちの街角』(Pretty in Pink)は1986年アメリカの青春映画。
監督はハワード・ドゥイッチで、脚本・製作総指揮は80年代青春映画の巨匠ジョン・ヒューズが手掛けています。
そして主演はブラッド・パックのお姫様、モリー・リングウォルド!
この時点でキュンキュンが約束されたも同然ですが…。
恋のお相手役がアンドリュー・マッカーシーだからキュンキュン3倍増しです♡
この黄金律は揺るがない。

華々しき80年代の「光と影」を切ない恋物語に重ね合わせ、ポップでスタイリッシュな世界観を描き上げた青春映画の金字塔
音楽もファッションも当時の最先端でウキウキが止まらない♪
80年代カルチャーって本当楽しいわ♡
フロンティア精神とパワーに満ち溢れてる!

どんな時代であっても恋愛に障害はつきもの。
家族愛・友情に於いてもそうですが。。
格差・派閥・宗教観から心の闇まで…誰もが大なり小なりの「足枷」を背負って生きている。
…なんだけど、、
80年代の主人公たちは超パワフルだし、人生の楽しみ方をよく知ってる。
「足枷」すらアクセサリー化してしまうポジティブさが凄いのです。

そして、そのエッセンスがたっぷり詰まった青春&恋愛映画がこの『プリティ・イン・ピンク/恋人たちの街角』。
時代を超え、いつまでも新鮮に輝き続ける名作なのです。


『プリティ・イン・ピンク/恋人たちの街角』あらすじ

卒業プロムが間近なハイスクール。
センス抜群なおしゃれ女子アンディは、失業中の父と2人暮らし。
家が貧しいので校内ヒエラルキーは下層階だけど、芯の強さ&アバンギャルドな古着リメイクで一目置かれる存在。
しっかり者でプライドも高く、チャラいセレブ男なんか相手にしない。
いつも一緒なのは気心知れた幼馴染ダッキーで、バイト先の姉御肌イオナと共につるんで楽しく過ごしています。
だけど、強がって尖がっていても…卒業が近づくにつれ、どーしても頭をよぎる「プロム・・・」の3文字。
学校でよく私を見てる好青年、ブレーンのせいかもしれない。。

そんなある日、アンディが働くレコード店にブレーンが現れる。
シャイな笑顔に思わずキュンとくるアンディ。
少しづつ接近し、ぎこちない会話を楽しむ2人。
何度も視線を絡め、笑いあう。
それは…恋が確信に変わった瞬間だった。

御曹司のブレーンと貧乏なアンディ。
対立関係の派閥グループに属してたから心を誤魔化してたけど…踏み込んでしまった。
そして、動き出したら止まらないのが恋!
プロムの日も近い!

果たして、身分違いな2人の恋の行方は・・・!?



『プリティ・イン・ピンク/恋人たちの街角』キャスト&登場人物の特徴



アンディ(演:モリー・リングウォルド)

アンディはハイスクール卒業間近のアバンギャルド女子。
無邪気に青春を謳歌したい年頃だけど、同居してる父親が失業中の引きこもりだから…自分がしっかりしないといけない。
勉強とバイトを掛け持ちし、父親のお尻を叩いて暮らしてる。
家が貧しいから、学校での格差ヒエラルキーも最下層…最悪です。
そんな自分を奮い立たせてくれるのは…クールな音楽&ファッション!
…なんだけど、アバンギャルドな装いが悪目立ちしてクイーンビー(美人セレブお譲)達から「嫌がらせの標的」にされてしまう。
新たな火種がつかないよう、金持ちボーイから誘惑されても無視してる。
そんな彼女の心の支えは、幼馴染のダッキー&イケてる姉御イオナとの揺るがぬ友情なのです。

アンディを演じてるのは、ブラッド・パックのお姫様♡モリー・リングウォルド(Molly Ringwald)。
本作でも製作総指揮&脚本を手掛けたジョン・ヒューズ(John Hughes)とは、初主演作の『すてきな片想い』→『ブレックファスト・クラブ』(The Breakfast Club)に続き、本作が3回目のタッグ。
モリーは、80年代青春映画の巨匠ジョン・ヒューズが産み出した期待の新星・・・・・だったんですよね。
完全なる美貌よりキラキラした個性。
唯一無二のオーラを放ち、強メンタルで自立心に満ちた新時代のヒロイン。
80年代が求めた「憧れのヒロイン像」をキュートに演じあげた彼女は、この時代を生きる女性たちの手本となり、勇気を与えてくれました。


ブレーン(演:アンドリュー・マッカーシー)

ブレーンはアンディの同級生で、裕福な御曹司。
アンディに秘めたる恋心を抱いてるけど…仲間には言えないでいる。
悪友ステッフが妨害するに決まってるし、スクールカーストの壁は意外に分厚い。
だけど、もうすぐこの学校も卒業するし「プロム」の日も近い。
勇気を振り絞って彼女を誘ってみようか…。
アンディばかりを目で追う日々。。
アンディがOKしてくれるかどうかも分からないし、この恋心を貫き通すには多くの障害がある。
だけど…。境界線を越え、タブーを冒すことに決めたブレーンなのでした。

ブレーンを演じたのは、青春映画の王子様アンドリュー・マッカーシー(Andrew McCarthy)。
伝説となった青春映画『セント・エルモス・ファイアー』(St. Elmo’s Fire)で魅惑の・・・こじらせ青年ケヴィンを演じたのは…本作の1年前。
あの演技、相当ギラってましたねー。
湿り気抜群で、「そりゃ人気でるよ~!」のオーラが満開でした。
本作『プリティ・イン・ピンク/恋人たちの街角』では、爽やかでピュアな純愛ボーイを演じてるんだけど…。
あの感じ…。分かりますよね?(笑)
(「何かひと癖・・・あるんだよなー…ww」的な独特感、匂わせ感。)
これこそが彼の魅力。
いい意味での…毒ですね♪


ダッキー(演:ジョン・クライヤー)

ダッキーはアンディの同級生であり、小さい頃からの幼馴染。
隠すことなく恋心をぶちまけてるけど、アンディからは「またまたぁ~ww」と軽く受け流されてる。
アンディにとってのダッキーは、かけがえのないマブダチ。
友情=恋愛感情…とはならないのです。
嗚呼…。甘酸っぱい。。
恋心を茶化されながらも、まあまあ楽しく過ごせてきたダッキーでしたが・・・。
急浮上した恋のライバルは敵陣のイケメン好青年!悔しいけど勝ち目もなく、心ザワザワ。
やり場のない想いを募らせていきます。

ダッキーを演じたのはジョン・クライヤー(Jonathan Niven “Jon” Cryer)。
マシュー・ブロデリック似の愛されコメディ俳優。
コメディ俳優って、どこか物悲しさが無いと魅力的に映らないんだけど…
彼の眼差しには「独特な物悲しさ」、そして「儚き可愛げ」が滲み出ててグッとくる。
こーゆー役者さんがもっと日の目を見てもいい気がする。
本作以外、なかなかヒット作品に恵まれないのは…かなり勿体ない。
彼が演じるダッキーは、映画ファンなら絶対見逃してはならない!…と断言できます。


ステッフ(演:ジェームズ・スぺイダー)

ステッフは校内ヒエラルキーの頂点に立つプレイボーイで、ブレーンの悪友。
女に不自由しないキャンパスライフを送ってるけど、ひとつだけ手に入らないものがある。
それは…水面下で狙い続けてきたアンディのハート。
「俺になびかないなんて、どーかしてるぜっ!」
そう吐き捨てつつも、アンディを口説き落とすことに執着してる。
なのに・・・!
よりによって…青二才なダチ公、ブレーンが彼女のハートを射止めてしまった!!
プロム会場では最悪な景色・・・・・を見ることになるだろう。…もうプライドはズタズタ。
ポーカーフェイスを装いつつ、友情の押し売りで2人を引き裂きにかかるが…。

ステッフを演じたのは、唯一無二の悪役俳優ジェームズ・スぺイダー(James Spader)。
当時26歳でした。
高校生を演じても違和感無いスゴさ(笑)
ちゃんとオトコマエなのに、彼は若い頃からずっと「悪役」にこだわってきた。
その集大成が、大人気ドラマシリーズ「THE BLACKLIST/ブラックリスト」の主人公レイモンド・“レッド”・レディントンへと繋がるんですね。
本作『プリティ・イン・ピンク/恋人たちの街角』が公開されたのは1986年なので、27年の時を経て到達したのかな…前代未聞の「悪人ヒーロー」に。
そして、今だからこそまた観て欲しい!
若かりし頃の彼の異様な流し目、狂った色気、「悪」へのこだわりを。


イオナ(演:アニー・ポッツ)

イオナはアンディーが働くレコード店のオーナー。
36歳だけど心はヤングジェネレーションで、アンディを上回る個性&ファッションセンスの持ち主です。
かなり大胆な発想・感性を持っていて…姉御肌で..基本やさぐれてる人ww。
だけど、、実は古風な純粋さも持ち合わせていたりする。
恋に関しては誰よりもピュアだったり…。
どこか憎めない、夢見がちな世話焼き姉さんです。

イオナを演じたのはアニー・ポッツ(Anne Hampton Potts)。
コミカル演技が秀逸な演技派女優です。
恥ずかしながら…今になって気付きました。。
あのイオナ姉さんが現在、「ヤング・シェルドン」のバァバ(ミーモ)だなんて…!!
言われてみれば・・・すっごく面影あるww。
「ビッグバンセオリー」(The Big Bang Theory)を10ターン以上リピート視聴し続けてる私にとって、ジム・パーソンズ(Jim Parsons)演じるシェルドン・・・・・クーパーは神・・・・・・なのです!
ゆえに、シェルドンのミーモを尊敬してる♡

・・・思わず脱線してしまいました。。
許して欲しい。。


ジャック(演:ハリー・ディーン・スタントン)

ジャックはアンディの父親で、失業中の引きこもり。
離婚の傷を引きずり、すっかり社会不適合者に成り下がってしまった。
「ちゃんと働こう。かつての妻はもういないんだ。。」
分かってるけど現実逃避から抜け出せない。
娘に苦労をかけ続けてる。
そんなどーしようもない父親だけど、娘のアンディを心から愛してる。
そして、アンディにとっての彼は…心優しき反面教師なんですね。

ジャックを演じてるのはハリー・ディーン・スタントン(Harry Dean Stanton)。
80~90年代映画を愛してる人ならば、何らかの作品で絶対観てるはずの名バイプレーヤーです。
『エイリアン』のサミュエル・ブレット役、『パリ、テキサス』のトラヴィス役、「ツイン・ピークス/ローラ・パーマー最期の7日間」のカール・ロッド役、『グリーンマイル』のトゥート=トゥート役他…様々な人気作品で爪痕を残してきた。
本作では、世捨て人ながら「愛」が諦められない..心優しきダメ父を好演。
いい味出してます♡



『プリティ・イン・ピンク/恋人たちの街角』見どころ・感想


登場人物たちの80’sファッションが素敵!…まるでMTV!

『プリティ・イン・ピンク/恋人たちの街角』を観ていて、特にワクワクしちゃうのはポップな選曲&キュートな衣装たち。
無条件でテンションあがるし、嬉しくなってくる♪
中でも特に素晴らしいのは…モリー・リングウォルドが着こなす80’sファッション
主人公のアンディは裕福じゃないけど、オリジナリティー溢れる古着のリメイク、そしてレイヤード・コーデのバランス感覚がすごく秀逸。
基本ミシンで手作りしてるけど、古着から切り取ったレース・装飾・生地の在庫はたっぷり保管してるカンジ。
序盤に登場したコーディネートにしても…一品一品はシンプルなんだけど、装飾(アクセサリー等)がジャラジャラで、気まぐれな異素材合わせがカッコいい。
大きなリボンモチーフをあしらったハット、スカートinしたレース襟の半そでシャツに短めのベストを合わせ、お尻にフィットしたロング・マーメイドスカートには太ベルトをon。
ローウエストで粋に着こなす。
そしてアウターには、シルバーのチャームをジャラジャラ付けたとっておきのカーディガン♪
彼女が持ってる靴は中古の白いレースアップ・ブーツなんだけど、コーディネートは全てこの靴が引き立つ組み合わせ。
どれもこれも異素材レイヤードルックだけど、ピンク・白・黒、またはピンク・白・花柄など…色目は3つくらいに抑えてうるさ過ぎないし、それでいてポップなのが素敵♡

お金持ちボーイズたちのジャケット・コーデも懐かしいし、ダッキーやイオナのアバンギャルド・コーデなんて、まるでMTV
もー見てるだけでウキウキが止まりませんっ♡♡


ブラッド・パックのお姫様、モリー・リングウォルドの魅力全開! 80年代を賑わせた<ブラッド・パック>とは…?

モリー・リングウォルドといえば「ブラッド・パックのお姫様」…なのですが、、ここで改めてブラッド・パック(Brat Pack)についての説明を。。

簡単に言えば、80年代ハリウッド青春映画によく出演してた若手俳優たちの総称です。
特に『アウトサイダー』『ブレックファスト・クラブ』『セント・エルモス・ファイアー』etc..代表的なヒット作に出演してた俳優たちは筆頭に挙がりやすいですね。
エンタメ新世代を担う、愛すべき不良たち。
ちょっぴり尖ってて、お洒落で、華やかなる80年代の先陣を切った精鋭たち。

『アウトサイダー』からはマット・ディロン、パトリック・スウェイジ、トム・クルーズ、C・トーマス・ハウエル、ラルフ・マッチオ、C・トーマス・ハウエル、ロブ・ロウ、エミリオ・エステベス、ダイアン・レイン。
『ブレックファスト・クラブ』セント・エルモス・ファイアー』からは、再びのロブ・ロウ、エミリオ・エステベスに加え、本作でも出演のモリー・リングウォルド、アンドリュー・マッカーシー、そしてデミ・ムーア、ジャド・ネルソン、アリー・シーディー、ジョン・キューザック、アンソニー・マイケル・ホール。
うぅ~・・・。
改めて並べてみると豪華だぁ~!!
ブラッド・パック総出演だし、この3作はマストで語られてますよね。
後世に残る遺産的青春映画だと思う。

でも、ブラッド・パック俳優はまだまだいる。
ケヴィン・ベーコン、ショーン・ペン、ロバート・ダウニー・Jr、キーファー・サザーランド、ジェームズ・スペイダー(本作に出演)、チャーリー・シーン、マシュー・ブロデリック、メアリー・スチュアート・マスターソン、ジョン・クライヤー(本作に出演)など…80年代映画には欠かせなかった愛すべき俳優たちが沢山いた…♡
・・・と、懐かしく浸ったところで『プリティ・イン・ピンク/恋人たちの街角』に話を戻しましょう。
モリー・リングウォルドは1984年、『すてきな片想い』のヒロインに大抜擢され、16歳にしてジョン・ヒューズのお気に入りミューズとなった。
そして翌年にはジョン・ヒューズ監督・脚本のブレックファスト・クラブに出演。
存在感抜群に「不思議ちゃん」を演じ切るアリー・シーディーに負けじと「甘やかされお嬢様」クレアを好演。
個性豊かな懲罰登校メンバーの中で、クレアって一番退屈な女の子と思われるんだけど…
思い起こせば、何だか一番心に残ってる。
この..何とも言えない「印象強さ」がモリーの魅力。
そして、その次作となった本作『プリティ・イン・ピンク/恋人たちの街角』では彼女の武器である「印象強さ」が最大限に活かされている。
まさに、モリー・リングウォルドの魅力爆発!…なのです。

モリーの為の脚本、モリーの為のヒロイン像、モリーの為の映像世界。
時代を作った監督と、時代を作った女優。
80年代が作り上げた夢の世界、それが『プリティ・イン・ピンク/恋人たちの街角』なのです。


爽やかイケメン、アンドリュー・マッカーシーがいれば80’sな青春だよね!

そして、モリーと同じくらいの熱量で絶賛したいのがアンドリュー・マッカーシーの魔力まりょくです。
一見すると華奢な優男やさおとこに見えるんだけど…。

よく見て!
眼光メラってるから…!!

ただの爽やかイケメンじゃないんだよ。
一癖ある(笑)
先述したとおり、「何かひと癖・・・あるんだよなー…ww」的な独特感と匂わせ感、そして毒っ気がある。
イタズラ好きな眼差しを持ってる。
そして、そんな彼だからこそ<勝ち気なヒロイン>に太刀打ちできちゃう。
王子様の仮面をかぶったジゴロ…と言うべきか。

だからこそ、当時は引っ張りだこだった。
本作『プリティ・イン・ピンク/恋人たちの街角』の他、『セント・エルモス・ファイアー』『マネキン』『レス・ザン・ゼロ』など…当時の大ヒット映画では常に主役クラスで登場しました。
だから思う。
アンドリュー・マッカーシーがいれば80’sな青春だよね!

90年代に入るとスクリーンよりもTV映画への出演が多くなり、2000年代からはTVドラマシリーズへと土俵を移しましたが、2008年にブルック・シールズと共演したTVドラマ「リップスティック・ジャングル」でのマッカーシーは相変わらずの王子系ジゴロでした。
イタズラな笑顔がまた見れて、嬉しくなってしまった。
因みに、本作で共演したジェームズ・スぺイダーの代表作「THE BLACKLIST/ブラックリスト」のシーズン2で、アンドリュー・マッカーシーは何エピソードか監督を務めています。
嬉しくなる♪♪

<「THE BLACKLIST/ブラックリストでのジェームズ・スぺイダー&アンドリュー・マッカーシー



今ではアナログ…。だけどカッコいいのが「レコード店」の佇まい

『プリティ・イン・ピンク/恋人たちの街角』がいつまでも色褪せないお洒落映画なのは言うまでもないのですが…「逆にカッコイイな!」と強く再確認させられるのが、アンディ&イオナが働くレコード店のビジュアル。
こじんまりと雑多な感じにアナログ的カッコよさを感じる。
レコードジャケットってやっぱりいいなぁ。
絵画的な重みがあるし、手に取って慎重に選ぶ過程込みで1枚一枚への思い入れが強かった気がする。
簡単に手に入らないから、じっくりと大切に聴いていた思い出があります。
アンディとブレーンのように、「恋の始まりの場」としても絵になるレコード店ってホント素敵♡
音楽の好み=その人の生き様・象徴..みたいな風情もあるし。
例えば…大切なレコードを天井に打ち付けまくるイオナって、「私って破壊的でアナーキーな女なのよ。」を分かりやすくアピールしてたりする。
アバンギャルドな装い&やさぐれた態度で純粋な自分を隠してる・・・・んです。
本当はピュアだし、優しくて古風なんだけど…。
そんな不器用さも含め、すべてを大きく包み込んでくれるのが音楽であり、レコード店という夢空間なのです。。


キュンキュンしすぎる恋模様!アナログな恋愛はドキドキ2倍増し!

近年は昭和と違い、恋愛事情に於いても便利なシステムが数多くあります。
携帯電話の普及から始まってインターネットの一般化、SNSでのコミュニケーション、そしてマッチングアプリ・・・。
会いたいと思う人とは手軽に、効率的な方法で連絡が取れる時代。
朝早くても、真夜中でも…昔なら考えられなかった家族団欒の席、仕事中、会議中でも(アカン、アカンww)…数秒あれば、ぱぱっと確実に連絡が取れる。

でも、あの頃は違った。
家電話か公衆電話、もしくは確実性のない伝言板に書き綴るか。。
早朝や真夜中に相手の家電話を鳴らすなんて神経疑われるし、愛の告白やデートの約束なんて、、家の電話じゃムリ(笑)
ようやく初デートに誘えたとして、待ち合わせ場所に向かう途中もしアクシデントに見舞われれば…瞬時に連絡を取る術がない。
約束をすっぽかしたと勘違いされ、地道に築き上げた関係性にヒビが入ることだってある。
そんな「ちっぽけなすれ違い」が恋愛をドラマチックにもした。
不便な分、恋愛成就への情熱がハンパない。
アナログ時代の恋愛は、明らかにドキドキが2倍増しなんです!

本作『プリティ・イン・ピンク/恋人たちの街角』の劇中でも、アンディとブレーンが初めて会話を交わすのは…アンディのバイト先のレコード店でした。
分厚い壁(校内カースト)の向こう側にいるアンディに思いを寄せ、今日こそは話しかけよう…いや、明日かな..? なんて葛藤しながら過ごしてたけど、プロムが間近に迫ってきたある日..ブレーンは意を決して行動を起こす。

ー彼女に会いに行こう!ー

話しかけることすら出来ないし、電話番号も知らない彼女に会いに行く。
レコード店で働いてることだけは知ってるから。。
店に入った瞬間、思いのほか照れくさくて微笑みかけるしか出来ないブレーンだったけど…アンディも同じくらい照れくさそうにしてる。
お互いに意識はしてたっぽい。
そして・・・お互いの声を聴き、言葉を交わした瞬間に確信するんです。
「やっぱり恋だ♡」って。

キュンキュンすぎるー!!

不器用に交差する2人の視線、笑顔の絡み合いがタマらなくムーディー。
ラブロマンス映画史に残る名シーンだと思います。



『プリティ・イン・ピンク/恋人たちの街角』トリビア10


『プリティ・イン・ピンク/恋人たちの街角』の原案依頼をしたのはモリー・リングウォルド!…サイケデリック・ファーズの「Pretty in Pink」が大好きだった。

実は、80年代青春映画の代表作となった本作『プリティ・イン・ピンク/恋人たちの街角』の原案を依頼したのは、ヒロインを演じたモリー・リングウォルドでした。
当時、彼女は挿入歌でもあるサイケデリック・ファーズの「Pretty in Pink」が大好きでした。
だから・・・
この曲に基づく映画を作って欲しい。(脚本を練って欲しい。)」
そう言って、大物ジョン・ヒューズに掛け合ったらしいのです。

積極的と言うか、大胆不敵と言うか…(笑)
いや…遊び心なのか。。
どちらにしても、80年代らしき行動力&瞬発力に脱帽です。
結果的に名作になったわけだし、青春映画ならやっぱり…若者が持つイマジネーションを無視しては成り立たない所があるのかもしれない。。
ジョン・ヒューズの柔軟さが功を成しましたね。


アンドリュー・マッカーシー出演を推したのはモリー・リングウォルド

ヒロインと恋に落ちるブレーンを演じたのは、ロマンチックならまかせろ!…な、青春映画の王子様。
みんな大好きアンドリュー・マッカーシー。
…なんだけど、実は・・・。

本作『プリティ・イン・ピンク/恋人たちの街角』に関して言えば、製作陣たちの意見は…「彼じゃないよ!」だったそう。
アンドリューが演じると、頭が空っぽな優男やさおとこに見えてしまうと。。
製作陣たちが思い描いていたブレーンは、クイーンビーたちが群がる典型であり体育会系人気者..いわゆるジョック・・・・な男。
でも、モリー・リングウォルドの意見は違ってた。
ジョックな男には惹かれない!」と主張。
モリーはキャスティングに関して発言権・・・を与えられていたし、
「私が恋に落ちるのはアンドリューみたいな男(ロマンチックな優男)なの。」と訴えたそう。
・・・結果、正解ですよね。

女性から見たら、ジョックを選ぶようなクイーンビー達が「頭空っぽ」に見えるけど、男性から見たら、繊細なロマンス男は「頭空っぽ」(笑)
男性目線と女性目線はまったく違う。
どちらを選ぶかは・・・時代にもよるし、作品意図によっても変わってきますよね。


ジェームズ・スぺイダーはブレーン役を断り、悪役を選んだ。

実はオーディション当初…製作陣たちがブレーン役に推してたのは、ステッフ役に決定する前のジェームズ・スぺイダーでした。
(青春ものにしては色気ありすぎ!? と思うが…ww)
ジェームズ・スぺイダーにとって、これは悪い話じゃなかったはず。
準主役ですし、出番も多いわけだから。
…でも断った。
何故か!?

どうしても悪役がしたかったから。ー

先述の通り、若い頃からずっと彼は「悪役」にこだわってきた。
その集大成が大人気ドラマシリーズ「THE BLACKLIST/ブラックリスト」の主人公、前代未聞の悪党ヒーロー、レイモンド・“レッド”・レディントン誕生へと繋がる。
狂気の毒をカッコよく纏う男です。
それでいて得体が知れない。
クリストファー・ウォーケンやリーヴァンクリーフとはまた違った「悪」の魅力。。
いい意味で!?…変態要素が強いというか…。
ジットリとした艶めかしさがありますね。
何しか..若かりし頃から見定めてたんですね、自分がどういうキャリアを確立すべきなのかを。

ジェームズ・スぺイダー主演THE BLACKLIST/ブラックリスト」>

『プリティ・イン・ピンク/恋人たちの街角』はハワード・ドゥイッチの監督デビュー作だった

80年代カルチャーの立役者といえばハワード・ドゥイッチ。
そして、彼にとって初の映画監督作品となったのが本作『プリティ・イン・ピンク/恋人たちの街角』でした。
元々はビリー・アイドル、ビリー・ジョエルら人気アーティストのミュージックビデオ監督を務めてた。
ポップな世界観ならおまかせあれ!…な方だったんですね。
本作を通して盟友となったジョン・ヒューズとは、その後も数々の青春映画&コメディ映画でタッグを組み、楽しい・・・80年代・・・・ムービー・・・・を沢山産み出しました。

因みに..2人は本作の翌年1987年にも、とある青春映画でタッグを組んでます。
それが、リー・トンプソン主演の大ヒット作『恋しくて』です。
『プリティ・イン・ピンク/恋人たちの街角』別バージョン的なキュンキュン心情が味わえる作品。
本作に於けるヒロインの幼馴染ダッキーが、メアリー・スチュアート・マスターソン演じる幼馴染ワッツみたくなってて胸アツ♡
ある意味プリティ・イン・ピンク/恋人たちの街角→『恋しくて』の流れで、完璧な2部作として気分的に・・・・昇華できる気がします。

あと、補足ですが・・・
『恋しくて』で主演を務めたリー・トンプソン。
『バック・トゥ・ザ・フューチャー』で人気者になった彼女、『恋しくて』出演が出会いの切っ掛けとなり・・・2年後にハワード・ドゥイッチ監督と結婚しました♡

ハワード・ドゥイッチ監督『恋しくて』


実はキャスティング候補だった大物俳優&女優たち!豪華すぎてビックリ!

アンディ役候補だった女優達ダイアン・レイン
サラ・ジェシカ・パーカー
ブルック・シールズ
ジェニファー・ビールズ
テイタム・オニール
ロリ・ロックリン
ジャスティン・べイトマン(オファーを断る)
ジョディー・フォスター(オファーを断る)
ブレーン役候補だった俳優たちジェームズ・スぺイダー(本人希望でステッフ役へ…)
チャーリー・シーン
ジェリー・レヴィン
ダッキー役候補だった俳優たちロバート・ダウニー・ジュニア
アンソニー・マイケルホール(オファーを断る)
『プリティ・イン・ピンク/恋人たちの街角』キャスト候補だった俳優リスト


↑それぞれ、候補に挙がっていた…もしくはオーディションを受けていた俳優たちのリストを作ってみました。
今考えると凄いメンツですよね!!
事情があってオファーを断った役者さんを含めて大物揃い。
めちゃめちゃ豪華だわ。

でも・・・
「もし、この人が演じてたら…?」と妄想すると、何か違う。
やっぱりモリー・リングウォルド、アンドリュー・マッカーシー、ジョン・クライヤーが正解だったと思っちゃいます。。


ジョン・ヒューズ、実は…結末に不満がある。

ここまで語ってきて何ですが・・・。
「既に作品を観たよ~」っていう皆さん、ラストの展開好きですか?

ネタバレ厳禁なので詳しくは語りませんが、あのラスト・・・。
ジョン・ヒューズ本人は納得いってません。
(実は、私も同感です。。)
あのラストは、スタジオの総意で強制されたようですね。
なので翌年、ジョン・ヒューズ&ハワード・ドゥイッチは『恋しくて』を作った。

故に私はこの2作品を…2部作と捉え、何とか心穏やかに過ごしているのでございます。。


脇役人生だった若き女優、アレクサ・ケニンの遺作。

少ししか登場してないけど、本作プリティ・イン・ピンク/恋人たちの街角が遺作になった女優さんがいます。
アレクサ・ケニンです。
どこに出てるかと言うと…ハイスクールの教室&体育館。
アンディと同じカーストのマブダチ役です。
ちょっぴり蓮っ葉だけど、クイーンビーに虐められるアンディを守ろうとする気概とヤンチャ心があるジェナちゃん。
振り切ったお転婆感が可愛かった♡

彼女は本作が公開される前年の1985年にこの世を旅立ちました。
23歳。
…若すぎる。。
生涯通しての脇役人生でしたが、数々のTVシリーズに登場していたし…まだまだ伸びしろはあったはずの女優さんですよね。


当時モリー・リングウォルドの彼氏だった!? あのミュージシャンも少しだけ出演してる!

本作プリティ・イン・ピンク/恋人たちの街角には、当時モリー・リングウォルドの交際相手だったミュージシャンが登場します。
ちょこっとだけだから、友情出演くらいの感じなのかな。。
その交際相手とは、フランク・ザッパの息子でミュージシャンのドゥイージル・ザッパ。
クラスメイトのサイモン役で登場!
行きつけのバーで、アンディ&ジェナと一緒に喋ってるのが彼でした。
父親譲りの才能を持つテクニカル系超絶ギタリストですが…実は、矢沢永吉のツアーギタリストなんかもしてたらしいですよ♪
モリーは天才肌がタイプだったんですね♡


衣装デザイナーはマリリン・ヴァンス

本作プリティ・イン・ピンク/恋人たちの街角の個性的な衣装を担当したのは、マリリン・ヴァンス(Marilyn Vance)でした。
『恋しくて』『ブレックファスト・クラブ』『プリティ・ウーマン』『ストリート・オブ・ファイヤー』『ダイ・ハード2』『アンタッチャブル』『フェリスはある朝突然に』etc…錚々たるヒット映画の衣装デザインを担当した人。
映画監督や製作総指揮、女優としても活躍してるマルチな人材です。

この作品並びを見ていると、女性目線でのオトコマエな女性像と言うか…程よくキャッチーで程よくマニッシュな着こなしが冴えてる気がします。
男っぽいブーツにフェミニン・レイヤードを合わせた可愛い系カジュアルとか、華奢な体に似合わせたダンディーなパンツスーツ等…。
でも、あくまでも色っぽさ・・・・を損なわない絶妙な塩梅のコーディネート。
彼女は映画の賞レースやファッション誌を大いに賑わせましたし、2009年には衣装デザイナー組合による<ラコステ映画功労賞>を受賞しています。
因みに、彼女は今でも現役の衣装デザイナー。
最近では人気TVシリーズ「HAWAII FIVE-0」なんかでも手腕を発揮しています。


あのセリフはジョン・クライヤーのアドリブだった!

奴の名はブレーンか? 電気製品みたいだな!…名前なのか!?

これはプチネタです(笑)
嫉妬を露にしたダッキーが、ブレーンの名前をディスったセリフ。
破れかぶれで言い放ったセリフですが、これ、ジョン・クライヤーが咄嗟に思いついたアドリブだったらしいです。

悲しいセリフにも遊び心を・・・。
こーゆー、ちょこっとしたアドリブが…その時代のの若者臭さや世相を刻んでいたりもしますよね。


最後に・・・。

今回は、80年代青春ロマンス映画の名作プリティ・イン・ピンク/恋人たちの街角について思いっきり語りつくしてみました。
楽しんでいただけましたか?
…私は楽しみました(笑)
このブログでがっつりな青春映画を語ったのは初めてだけど、着手してみて良かった♪
心地よくタイムスリップ出来、あの頃には知りえなかったトリビアにも出会えました。

さて…次はどの映画にしようかな♪



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